トラブル発生
3年目にもかかわらず走行距離いまだ二千キロ台のFIトリッカーで、片道15kmのお出かけ。
用事をすませて帰ろうかという時にトラブルが発生。
スタータースイッチを押してもセルモーターが全く回転せず、エンジンを始動できない。出発時は勢い良く回っていたのに、リレースイッチの作動音すらしない。ウィンカー、ホーンは動作する。
揺すっても叩いても、何度押してもセルが回らないので、押しがけを試みるとエンジン始動。
ロードサービスのお世話にならずホッとしつつ無事に復路を走破。
以下、原因究明と修理のメンテナンス記録。
故障箇所の特定
まず、バッテリーのチェック。
使用しているバッテリーはユアサのYTZ7S。取り外して電圧を測定すると12V弱。
消耗と退化があるのでギリギリオーケーかな。
次に念の為、ヒューズを確認。
ヒューズボックス3つに全部で8つのヒューズ(内3つはスペア)が使用されている。
テスタで通電確認してもすべて問題なし。
リレースイッチすら作動しないので、やはり配線切れかリレーの故障だよねということで、ケーブルの目視確認、手当たりしだいにコネクタが緩んでないか押し込んでみるも、変化無し。
仕方がないので本格的にテスタでチェックする気に。
最初にスタータースイッチを取り外し。
端子が剥き出しだったので、テスターをあてながらスイッチオンしてみるも。
うん?通電しなくね?
なんとも単純なスイッチのようなので、直結すると動くかもということで、イグニッションオンにしてマイナスドライバーでショートカット。
ドルルルルゥゥゥゥン。
元気にエンジン始動。
三年目にしての初故障がコレ。接点を磨いて元に戻して修理完了。
メンテナンス
せっかくバラしたので、普段見えないところを掃除。大量に砂埃が溜まっていた割にエアクリーナーは新品同様の状態。
オイル関係のチェックとチェーンの注油もついでに行った。
以上で、メンテナンス終了。
近い内に交換が必要になると思われるパーツをメモメモ。
部品番号 90793-26096 部品名称 バツテリアセンブリ YUASA VTZ-7S 希望小売価格 オープン価格 (Amazonで9700円で売ってた)
部品番号 5XT-83975-10 部品名称 スイツチ,ハンドル2 希望小売価格 4093円 ※コネクタやカバーも含めたユニット単位での注文。 ※スタータースイッチボタンのみの単品売りはなさそう。