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2011-04-02

ジャンクのVAIOノートPCG-SR9/Kをもらった

知人からジャンクのモバイルノートパソコンを廃品回収した。

もらったのはSonyのVAIO PCG-SR9/K。発売は2000年6月。
液晶が映らない故障付き。バッテリはもちろん完全燃焼。
あと、ACアダプタの接続が甘くなってるので激しく動かすと電源が切れる。

ついでにPCMCIA接続のLANカード「Buffaro LPC3-CLX」、USB接続のDVDドライブ「Panasonic KXL-CB20AL」ももらった。

無線LANはおろかLANポートすらない、この前世紀の遺物を修理してなんとか使えるようにする。

PCG-SR9/K のスペック

CPU: Intel Mobile Pentinum III 600MHz
MEM: 128MB SDRAM
HDD: TOSHIBA MK1214GAP (12GB HDD)
GPU: MagicMedia 256XL+ 5MB (OnBoard)
MB : Intel 82440ZX
USB1.0 x 1/メモリースティックスロット x 1/iLink端子 x 1/モデム端子 x 1/ヘッドフォン出力 x 1/マイク入力 x 1

診断

まずは、症状の確認を行う。

電源ON。液晶映らず。
激しくディスクアクセスしてるのでとりあえず動いてるようだ。Windowsの起動完了までしばらく放置。

3,4分かかった。
相当、重いらしい。当時のメーカーは使い物にならないようなものを平気で売ってたからな。
で、液晶を確認。

うっすらと映ってるように見える。
ペンライトを液晶の斜めからあてると、なんとか見ることができる。
明るさが最低になっているだけかもしれないので、ライトの光を頼りに明るさを最大にしてみるも効果なし。冷陰極管が切れてるんだろう。

症状の確認作業を完了する。

修理

深夜1時57分、解体作業を開始する。
見つけたネジを手当たり次第に外していく。ゴム足やカバーも引っぺがしてネジを探す。

本体の解体完了。
液晶を取り外して確認を行う。

凝視する...。
液晶パネル下部の基盤に、焦げて断線しかけている箇所を発見。
はんだ付けして修復。

あきらかな故障個所が見つかったので満足し、解体したパーツをもとに戻す。
ネジが一本あまったが気にしない。
で、電源ON。

ついた。

組み付けが甘かったのか液晶の下から少し光が漏れているが、映らないより全然まし。
しばらく放置してみたが、煙が出たりはしなかった。

素人修理でもなんとかなるもんだ。

感想

あとは、いらないもの削ってWindowsを軽量化すれば、*うん子パソコン*に使えるかも...。現役のうんこパソコンはアドエス。

*うん子パソコン: マンガ本の代わりに長時間のトイレ中に使用するインターネット端末。Apple社のiPadがうん子Padとして一つの理想形。