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2020-01-07

新年あけたらWindowsで障害

新年早々Windowsで障害発生。
どのタイミングで壊れたかは不明だが、再起動後におかしいことに気付く。

以下、トラブルシューティングのメモ。

障害の特定

タスクバーのアプリアイコンが正しく表示されていないのを発見
クリックしてもアプリが起動せずエラーメッセージが表示される。障害発生を認識し、調査開始。

試しにGoogle Chromeを起動
一見、正しく起動したように見えるが、Googleアカウントからログアウトした状態で起動した。

Firefoxを起動
プロファイルが見つからないと言われ、起動できない。ディスクの障害を疑う。

Firefoxのプロファイルを探してエクスプローラで%appdata%フォルダを開く
Roamingフォルダにアクセスできず。Roamingフォルダが壊れた断定。

CHKDSKで修復

完全検査オプション付きでCHKDSKを実行して修復できるか試す。

$ chkdsk c: /r
ファイル システムの種類は NTFS です。
現在のドライブはロックできません。

ボリュームが別のプロセスで使用されているため、CHKDSK を
実行できません。次回のシステム再起動時に、このボリュームの
チェックをスケジュールしますか (Y/N)? y

次回のシステム再起動時に、このボリュームはチェックされます。

再起動後のスキャンが26%で止まって動かない。
強制再起動で仕切り直し。

今度は読み取り専用でチェックのみを実行。

$ chkdsk.exe c:
ファイル システムの種類は NTFS です。

警告: /F パラメーターが指定されていません
CHKDSK を読み取り専用モードで実行します。

ステージ 1: 基本のファイル システム構造を検査しています ...


  717312 個のファイル レコードが処理されました。

ファイルの検査を完了しました。


  39765 個の大きなファイル レコードが処理されました。


  0 個の問題のあるファイル レコードが処理されました。

ステージ 2: ファイル名リンケージを検査しています ...


  321 個の再解析レコードが処理されました。
ファイル 1463 のインデックス $I30 で、エラーが検出されました。
ファイル 1463 のインデックス $I30 で、エラーが検出されました。


  950234 個のインデックス エントリが処理されました。

インデックスの検査を完了しました。

エラーを検出しました。読み取り専用モードでは CHKDSK を続行できません。

エラーの検出に成功したので、今度はエラー修復オプション付きで実行。

$ chkdsk c: /f
ファイル システムの種類は NTFS です。
現在のドライブはロックできません。

ボリュームが別のプロセスで使用されているため、CHKDSK を
実行できません。次回のシステム再起動時に、このボリュームの
チェックをスケジュールしますか (Y/N)? y

次回のシステム再起動時に、このボリュームはチェックされます。

今度は無事に修復が完了。

復旧を確認

エクスプローラで%appdata%フォルダを開く -> OK。データは無事のよう。
Firefoxを起動 → OK
Google Chromeを起動 → OK

運良くファイル消失は発生しなかった模様。
念の為、再度、完全検査オプション付きでCHKDSKを実行して完了とする。

$ chkdsk c: /r

今回障害が発生したディスクはSamsungのSSD MZ7TE256HMHP
S.M.A.R.T.によるとDrive Remaining Life92%となっていた。今後もまだまだ障害が起こりそうではある。