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2020-09-10

一眼レフカメラ Olympus E-410 電源スイッチ修理

オリンパスのミラーレスではない、デジタル一眼レフカメラE-410。
2007年の発売なので、かれこれ10年以上前の製品。

オリンパスがカメラ事業を手放すことが決まったそうで。そういえば、オリンパスの一眼レフを持ってたなと。 久々に引っ張り出してみるもうまく電源が入らない。
スイッチの接点が退化してしまっているようで、上から押さえつけてやるなりしてうまくアタリをつけてやらないとすぐに電源がオフになってしまう。

この症状、検索してみるとよくあるようで、接点の清掃で治るらしい。
分解作業もドライバー一本で簡単に行えるようなので、セルフリペアすることとし、分解手順を記録としてここに記す。

背面(ディスプレイ側)カバーの取り外し

分解は背面カバーを取り外すことから始める。

左側面にネジ1本。

底面に5本。

電池室、手前に一本、奥の方にもう一本。

カードスロット蓋の基部に2本。蓋は背面カバーを外すときに外れる。

ファインダー部分に4本。

反面カバーを軽く持ち上げてネジとコネクタを外す。以上で、背面カバーの取り外し完了。

上面カバーの取り外し

続いて、上面カバーを取り外し、電源スイッチ接点を露出させる。

左側面のネジ2本で線を外す。フラッシュのコンデンサで感電しないように注意。

右側面もネジ1本で線を外す。

内蔵フラッシュの中にもネジ2本。

コネクタを外して、上面カバーをひっくり返す。完全に分離するわけではないので線が外れないようにそっと行う。

ネジは合計7本ある。目指す接点は基盤の裏。

接点を綺麗に清掃して、元通り組み直す。

以上。治った。
古いアナログ機器は、分解整備しやすくていいね。